いぬおうもの

いぬおうもの
いぬおうもの【犬追物】
騎馬武者が, 馬を操りつつ, 犬を弓矢で射止める武術。 騎射の三種の一。 鎌倉時代に起こった。 竹垣で方形の馬場をつくり, 折烏帽子(オリエボシ)をかぶり, 直垂(ヒタタレ)または素襖(スオウ)を着た三六騎の騎馬武者が三手に分かれ, そのうちの四騎ずつが一五〇匹の犬を射る。 犬に傷をつけないために蟇目(ヒキメ)矢を用いる。 応仁の乱に中絶したが, 島津家が元和年間(1615-1624)に再興した。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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